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レビュー:暁の三匹/MULTI MAX

 

【収録作品】

■アルバム
・Oki Doki!

■映像作品
・96-97 177DAYS
 Oki Doki! BOOTLEG

 
 

補足情報

 

●1996/12/04:発売のアルバム『Oki Doki!』に収録

●作詞・作曲:CHAGE、編曲;村上啓介

 

レビュー

 

曲名の「三匹」とは
もちろんMULTI MAXの
三人のことです

 

これはレコーディング中に
話していたアルバムタイトルについて、
スタッフの一人が「三匹」と
口にしたことにより、

 

そのフレーズから
世界を広げていったCHAGEが、
この曲を作るに
至ったそうです

 

その話の中では
黒澤明の世界をイメージした
ジャケット写真まで
構想が出来上がっていたようですが、

 

(一番有名な「七人の侍」しか
思い付きませんが…)

 

「三匹」と聞いて思い出すのは
『三匹が斬る!』という
TV放映されていた時代劇ですね

 

こちらは黒澤明とは
全く無縁の時代劇ですが、
江戸時代という時代設定は
どちらも同じなので、
コチラの方がよりイメージしやすい
楽曲になっています

 

あ、ちなみに『三匹が斬る!』は
一度も観たことはありませんけどね(笑)

 

江戸時代の設定で
困った住民を助ける“暁の三匹”は、
CHAGEのイメージでは
植木等氏の“クレイジーキャッツ”

 

困った人に手を差し伸べはするけど、
実は何にも助けてはいない
例えば金のない人に手を差し伸べても
自分たちも金がない、
まあでもいいじゃない、楽しくやろうよ

 

そんな楽観的な存在感、
こういうゆるーい感覚は
個人的に大好きですね

 

THE COLLECTORSという
日本のロック・バンドの曲
「ハッピー&ラッキー」では

 

仕事も恋愛も“遊び”が重要だ、
と歌っています
(遊び=余裕)

 

生きていく中で
お堅いことばかり考えていては
息が詰まりますよね

 

それをどこかで緩める必要がある、
緩いばっかりではいけないかもしれない
でもお堅いばかりよりは緩い方が良い

 

これくらいのスタンスで
物事を捉える、
それがクレイジーキャッツの世界であり、
“暁の三匹”の存在感です

 

こうして作られた経緯を知ると、
ロックアレンジでグイグイと
リスナーを引っ張っていく楽曲の割に

 

MULTI MAXのマイペースな楽曲作りを
感じることが出来て、
本当に面白いグループだなと
思わざるを得ません

 

そして、彼らはアルバム『Oki Doki!』
発表後、活動を休止してしまいます

 

特に復活を待ち望んでいる
訳ではありませんが、
最後まで自由で楽しく音楽を
作り込んでいたんだと思うと

 

彼らなりの有終の美を
飾ったと言えるのでは
ないでしょうか

 


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コメント

  1. みずき より:

    こんばんは!
    そうそう!私も「三匹が斬る!」のイメージでした(笑)
    私はこのドラマみてましたよ~。
    小学生の時かな?まだテレ朝が開局してなかったので
    土曜日の昼頃放送していたような…(^^ゞ
    「七人の侍」は見たことがないですね。
    なんでこう、楽しい曲がかけるのか…
    CHAGEさんは凄いっす(*´ω`*)
    絶対盛り上がりますもん。
    ただ「ジョンを貫いた銃弾にか?」の歌詞?には驚きましたね~。

    • ダイマツ より:

      みずきさん>

      こんばんは、コメントありがとうございます!

      マルチの曲は楽しい感じのものが多いような気がしますね~
      CHAGE本人が本当に楽しんで作ってるんだなぁ、
      と思います

      何かの映像で音楽活動について
      「仕事という意識でやってない」みたいなことを
      言ってましたし、
      すごく羨ましい生き方ですよね^^;

      そういえば台詞入ってましたね!
      CHAGE曲で台詞が入ってるのってかなりレアですね^^

      他に何かあったかな…全く思いつきません(笑)


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