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レビュー:手を握った/CHAGE

【収録作品】

■アルバム
&C

■映像作品
・Chage Live Tour
 10-11 “まわせ大きな地球儀”

 

補足情報

 

●2010/11/03:発売のアルバム『&C』に収録

●作詞:實川翔、作曲・編曲:村上啓介

 

レビュー

 

この曲の肝は何といっても
ノスタルジーです
ノスタルジーを音で体感させようと
色んな仕掛けが施されています

 

イントロのドラムの響き方が
まず最初のノスタルジーですね!
鈍くこもった打音が古めかしさを感じさせ、
聴いた瞬間に遠い昔を思い起こさせます

 

僕を含めた中年世代なら
まだ小さい子供の頃を、
人生を60年以上も生きた世代なら
青春時代を振り返ることができるような、
懐かしさを感じるあたたかい音

 

前奏のメロディを奏でるハーモニカも
ノスタルジーを感じさせるには
必須のサウンドですね

 

決して難しくない、
シンプルなメロディであるがために
ストレートに耳を打つハーモニカの音が

 

小学校の音楽の授業で演奏した
単音ハーモニカを思い出させます
まさにノスタルジー!

 

他にもノスタルジーを感じさせる
サウンドが入っていないものか、
歌詞カードのクレジットを眺めていたら
それらしい楽器が目に止まりましたよ!

 

まず一つ目はウーリッツァー!
これは昔の電子ピアノなんですが、
60年代後半から70年代中盤にかけて
多く使われた楽器だそうです

 

色んな音に紛れてよく聴かないと分かりませんが、
確かに演奏の雰囲気にノスタルジーを加えるように
ポワ~ンと鳴っているような気がします!

 

二つ目はブズーキ!
いや、これは確実にこの曲で
演奏しています、という確証はありません
(ないのかよ!)

 

ただね、この曲は村上啓介の編曲で
プレイヤーとしての村上氏が
このアルバム『&C』でブズーキという楽器を
演奏してるようなので、

 

ノスタルジーを感じさせる楽器ってことで
ちょっと取り上げてみたんです

 

どういうところがノスタルジーな楽器か、
というと!
このブズーキ、ギリシャやアイルランドの
民俗音楽に使われる民族楽器なんですよ

 

民族楽器と聞いただけでもう
ノスタルジー!
そんな気がしますよね?します!
(半ば無理矢理)

 

そんな無理矢理でもなく
音を聴けば雰囲気は伝わろう
(参考:The Rain Song on Irish Bouzouki)

 

そして最後にチェロですね
大きいバイオリンみたいなやつですね
この類の弦楽器はサウンドからして
本当にノスタルジーを感じますよね

 

ああだこうだ言わなくても
音を想像するだけで頭の中に
セピア色の風景が浮かんできます

 

これらの音が幾重にも重なって
昔懐かしい雰囲気を醸し出しており、
この曲にそうした懐かしさを、
昔を思い出す主人公の姿を
思い浮かべてしまうのです

 

そして、この歌詞に登場する
二人の男女は
出会ってから恐らく結婚をして
どれくらいの時間を過ごしたのか分からないけど、

 

一生を共に生きていくことを願いながら
主人公である男の方から
愛する女性の手を握るんですよね

 

もう手を握ることなんてどうということもない、
今さら手を握るのが恥ずかしいくらいの
時間を過ごした二人が

 

男のふとした愛の形によって
手を握るという行動が
すごく心に沁みる場面として
歌詞に反映させているようで何ともあたたかい

 

歌詞もサウンドもノスタルジーにこだわり、
古ぼけたあたたかさを感じる
珠玉の一曲に仕上がっているのです

 


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2013/12/02 | コメント/トラックバック(2) |

カテゴリー:&C CHAGE

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コメント

  1. みずき より:

    こんばんは!
    曲調は違いますが「ベンチ」寄りな内容でしょうか?
    どっちの歌詞にも「ありがとう」が入ってますしね。
    「ベンチ」は女性目線ですが
    「ふわり」は男女どちらからでもよい感じですね。
    聞く年齢にもよって印象が変わってくる曲でしょうか?
    小中学生の頃に聞いてたら…たぶん普通だったかも(;´∀`)
    年齢を重ねるごとに、この歌詞が沁みるんでしょうね~。

    • ダイマツ より:

      みずきさん>

      こんばんは、コメントありがとうございます!

      なるほど「ベンチ」ですか~
      じいちゃんばあちゃんというよりは
      4、50代くらいのおっちゃんおばちゃんくらいの
      年齢の方がグッとくる感じがしますね

      「ベンチ」はじいちゃんが亡くなってるところが
      泣けてくるんですよね

      不意を突かれてドキッとさせられる、
      男女間のそういう空気って
      確かに年を重ねると沁みるんでしょうなぁ…


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