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レビュー:TURNING POINT/CHAGE&ASKA

 

【収録作品】

■アルバム
・TURNING POINT
・Yin & Yang

■映像作品
・ONESIDE GAME 横浜スタジアム
・WE SHALL RETURN!
 ~君だけのチャゲ&飛鳥 PART II~
・HISTORY I~10years after~
・HISTORY II~PRIDE~

 
 

補足情報

 

●1986/04/21:発売のアルバム『TURNING POINT』に収録

●作詞・作曲;ASKA、編曲;ASKA/村上啓介/矢賀部竜成

 

レビュー

 

ターニングポイントとは
転換期、転機という意味で、
この言葉は1985年のCHAGE&ASKAにとって
大きな意味を持っています

 

その最大の理由がレーベル移籍です
彼らの発表してきたシングル
ひとり咲き」から
「オンリー・ロンリー」までは、
ワーナー・パイオニアから
出されたものでした

 

その後、彼らはポニーキャニオンへと
レーベルを移したのですが、
ワーナー時代からすでに
演歌フォークのイメージを脱するために
アルバム『INSIDE』『Z=One』で
J-POPの礎となる“ニューミュージック”の
門戸を叩いたのです

 

そして、移籍後初のオリジナルアルバム
『TURNING POINT』で
CHAGE&ASKAの音楽は一新します

 

シングル「モーニングムーン」からも
その音楽性が分かるように、
シンセサイザーのサウンドを活かした
ロックカラーを押し出したのです

 

これは、彼らにとって
まさにターニングポイント=“転換期”
だったはずです

 

その転換期における
彼らの熱い胸の内を曝け出した曲が
この「TURNING POINT」
なのです

 

CHAGE&ASKAの音楽は、
フォーク、ニュー・ミュージック、
そしてJ-POPを経験した
日本を代表する音楽の中に
作品を産み続け、

 

それぞれその時代で
それぞれその時代にマッチした
輝かしい音楽を
聴かせてくれました

 

その最大の転機である
アルバム『TURNING POINT』、
その核となる「TURNING POINT」という曲に
気合が入らない訳がありません

 

音楽は時代と共に移り変わり、
流行していたものは廃れ、
新しいスタイルへと変遷していきます

 

メジャーデビューを果たし
ヒット曲をも生み出してきた
CHAGE&ASKAにとって、

 

音楽の変遷に上手く対応していかなければ
自分たちの音楽はすぐにでも
埋もれていってしまう、
そんな危機感も持っていたと思います

 

似たような音楽を作っていては
それはすでに戦いではなく
ぬるま湯に浸かっているようなもので、

 

聴いてくれるリスナーのために
作らなければ
自分たちが自分たちを認めることは
できないだろう
そんな気持ちを歌っているようにも
聞こえるのです

 

この曲に力強さを感じるのは、
何といっても歌唱部分です
アレンジはディレイ(音の反響)を効かせた
ギターサウンドと
強調されたリズムとが、
まるで歌を際立たせるように
シンプルに仕上がっています

 

そして肝心の歌は、なんと二人が
終始ユニゾン(同じメロディ)で歌う、という
彼らの醍醐味であるコーラスワークを
一切そぎ落とした形になっています

 

一部、効果的に
コーラスが入る箇所はありますが、
基本的にはCHAGEとASKAが
同じメロディを力強い声で
歌っているのです

 

このことに気付いた時、
この曲の持つ力強さは
彼らの音楽への熱い気持ちであると
今更ながらに感じることができ、
この曲の持つ意味の大きさを
改めて痛感したのです

 


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