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tomorrow/CHAGE&ASKA

 

【収録作品】

■アルバム
TREE
・Yin & Yang
・THE STORY of BALLAD II

■映像作品
・20th Anniversary Premium Live

 
 

補足情報

 

●1991/10/10:発売のアルバム『TREE』に収録

●作詞・作曲:ASKA、編曲:佐藤準

 

レビュー

 

ASKAのソロアルバム
『SCENE II』に収録されている
「Love is Alive」という曲は、
益田宏美との男女による
デュエットなんですが、

 

この「tomorrow」という曲は、
ASKAが「C&A版『Love is Alive』」
と、説明しています

 

これは、CHAGEとASKAの
通常パターンでの歌い方、
どちらかがメインボーカルであれば
もう一方がコーラスを歌う、
という形ではなく

 

CHAGEとASKAの
“男性二人によるデュエット”である、
と端的に言っているだけかも知れません

 

しかしながら、C&Aの曲には
一曲の中でCHAGEとASKAが
交互にボーカルを採ったりする曲が
他にも存在します

 

この曲を収録した
アルバム『TREE』にも、
MOZART VIRUS DAY」や
CATCH & RELEASE」で
二人が交互にボーカルを
採る形で歌っています

 

こうした曲と、
明らかに“デュエット”として
銘打たれた曲と、
どのような違いがあるのでしょうか

 

CHAGEとASKAが交互にボーカルを採る
“デュエット”ではない曲は、
恐らくメインであるボーカルがASKAならば、
一時的にCHAGEが
メインボーカルとなる箇所がある、

 

というだけで基本的なスタンスは
メインボーカルがASKAである、
ということになるかと思います

 

基本的にCHAGEが
メインボーカルという逆のパターンも、
CHAGEとASKAの立場が
逆転しているということでしょう

 

では“デュエット”とはなんでしょうか
単純に二重奏であるとか
二重唱であると言ってしまうと、
CHAGE&ASKAの歌唱スタイルそのものが
デュエットになってしまいます

 

これでは、彼らの全ての楽曲は
“デュエット”であり、
わざわざこの「tomorrow」を
「C&A版『Love is Alive』」と
説明するのはおかしな話です

 

恐らく、ASKAないしはCHAGEの中で
“デュエット”の確固たる
定義があるのでしょう

 

歌詞は、今日から明日へと
繋がっていく時間の中で、
移り変わっていく人の
心の悲哀を表現しています

 

アルバムの最後を締める曲で、
時間が明日へと繋がっていく、
その近い未来への期待感を
膨らますような歌詞であれば、
気持ちの良い締め方になるのですが、
この曲は少し様子が違います

 

移り変わっていく人の心、
分かり合えていたはずの相手が
いつしか遠く感じるようになってしまう、

 

そんな悲しさを歌っている様は、
明日に期待するものなど
何もないじゃないか

 

…と主張しているように思えます
しかし、決してそうではないことが
最後の一行に込められています

 

そして今日もまた 誓うよ…

 

恐らく、分かり合えていた
相手の気持ちを信じることを
「誓う」ということでしょう

 

例え相手が自分のことを
分かってくれなくても、
自分が相手を信じさえすれば
きっとその気持ちは通じるはずだ、と

 

上手いことばかりではない
人生において、死ぬまで続いていく
“明日”へ向かうために、

 

自らが期待や希望を持って
生きていこう、
とリスナーである私たちに
この曲は諭しているのかも知れません

 


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