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レビュー:Reason/CHAGE&ASKA

 

【収録作品】

■アルバム
・SEE YA
・Yin & Yang
・PROLOGUE

■映像作品
・太陽と埃の中で
20th Anniversary
 Premium LIve

・Feeling Place

 
 

補足情報

 

●1990/08/29:発売のアルバム『SEE YA』に収録

●作詞:澤地隆、作曲:CHAGE、編曲:十川ともじ

 

レビュー

 

聴いた瞬間にジーンと来る、
CHAGE屈指の名曲の一つ
「Reason」です

 

シングル「SAY YES」がリリースされ、
c/wの「告白」を聴くまでは、
この「Rrason」が僕の中では
最強のCHAGEバラードだと思っていました

 

アルバム『GUYS』以降、
CHAGEの作るバラードの評価が
高まりました

 

「光と影」「君は何も知らないまま」
「two of us」「ふたりなら」「夢の飛礫」
どの曲を聴いても感じられる
それぞれの切なさ

 

その切ない気持ちは、
きっとCHAGEの澄んだ
ハイトーンボイスに乗せられて
ストレートにリスナーの心に
入り込んでくるからだと
僕は思います

 

「Reason」は、
すでにパートナーのいる女性と
相思相愛になってしまった主人公の
愛し合いながらも
奪うことが出来ずに
苦悩する姿を描いています

 

イントロや1、2コーラス目の間に
流れる柔らかいオルガンの音が、
二人の切ない気持ちを代弁するかのように
リスナーの耳を打ってきます

 

歌詞を理解しながら聴くと
より一層切なさが倍増し、
イントロからすでに
目に涙が浮かんできてしまいます

 

2コーラスが終わった間奏から
Cメロに入るまでの
ピアノとストリングスは、

 

切なさが膨れ上がり
“運命のいたずらだと思い込む”
主人公の苦渋の決断を描いた
Cメロへと繋がり、
物語を悲しみで終わらせる役割を
見事に演出しています

 

そして、やはり重要なのは
優しく切なく歌われる
CHAGEの声

 

詞、演奏、声の三つが
混然一体となり、
一つの悲しいドラマを
作り上げています

 

ここで、作詞家の阿久悠の
言葉を思い出しました

「感動する話は長い、短いではない
3分の歌も2時間の映画も
感動の密度は同じである」

 

この「Reason」を聴くと、
これまで観ては涙したドラマや映画、
そうした映像作品で得た感動と
何も変わらない心の動きを
感じてしまいます

 

それは、阿久悠氏のいう
“感動の密度は同じ”であり、
完成された楽曲にだけ与えられた
特権だとも思うのです

 


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