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レビュー:水の部屋/CHAGE&ASKA

 

【収録作品】

■アルバム
・SEE YA
・Yin & Yang

■映像作品
・太陽と埃の中で2

 
 

補足情報

 

●1990/08/29:発売のアルバム『SEE YA』に収録

●作詞・作曲:ASKA、編曲:ASKA/Jess Bailey

●国内信販 KCカード CMソング (1990年)

 

レビュー

 

CHAGE&ASKAの音楽を聴く
きっかけとなった、
僕にとっての運命の一曲が
この「水の部屋」です

 

若い頃に聴いていた音楽と
自分の音楽観というのは、
視野も感性の幅も
とても狭いと思います

 

そして、第三者からの影響を
ストレートに受けることが
多いとも思います

 

そうした中で、
幼少期には特撮ヒーローの
主題歌が大好きだったり、

 

CHAGE&ASKAを聴き始める直前には
X JAPAN(当時はX)が好きだったりと、
彼らの音楽とはかすりもしないところから
引き寄せられた、
その曲こそが「水の部屋」だったのです

 

曲は情緒溢れる日本的な
メロディが終始流れていて、
そこにASKAの幼少期の
記憶を描いた歌詞を乗せ、
その頃を懐かしむように
歌い上げます

 

これだけの条件が揃えば
充分すぎるほど感じられる
“わび”“さび”が、
サビのメロディラインを聴くことで
完全に心を掴まれるのです

 

この「水の部屋」は、
彼らにとって初めての海外、
ロンドンでレコーディングした
アルバム『SEE YA』に
収録されています

 

他の収録曲からは、
そうした意欲が汲み取れるような
どこか新しい空気を
感じられます

 

この曲にもそうした新しさを
感じることはできますが、
そこにはまた温かな
日本的情緒、日本的郷愁、
日本人のみが理解できる感覚も
同時に得ることができるのです

 

彼らの初期楽曲に見られる
演歌フォークや、
一般的に言うところの歌謡曲から
感じる日本独特の音楽、

 

そんな表面上の感覚ではなく
日本人の心に訴えかける
“和”を重んじる心、

 

日本人が日本人たるべき心を
研ぎ澄まされるような、
心の深い場所に響いてくる
楽曲だと思うのです

 

ロンドンレコーディングで
外国人のスタッフに囲まれながらも
日本的なメロディを
見事に融合させた「水の部屋」は、

 

CHAGE&ASKAの数多ある名曲の中で
突出している訳ではありませんが、
僕にとっての運命の一曲であり、
忘れることのできない一曲なのです

 


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