イメージ画像

レビュー:Knock/CHAGE&ASKA(c/w)

 

【収録作品】

■シングル
・なぜに君は帰らない
 (c/w:Knock、WHITE CHRISTMAS)

■アルバム
・Yin & Yang

 
 

補足情報

 

●1993/11/19:ポニーキャニオンよりシングル発売

●A面収録楽曲:なぜに君は帰らない

●作詞:ASKA、作曲:CHAGE、編曲:井上鑑

●JAL CMソング (1993年)

 

レビュー

 

ダブルミリオンを記録した
CHAGE&ASKAのシングル「YAH YAH YAH」を
収録したアルバム『RED HILL』

 

そのアルバムから2曲が
シングルカットされ、
しかも同時発売

 

それぞれのc/wには
一ヵ月後のイベントに備えるように
クリスマスソングを収録し、

 

彼らの名前を
世の中に売り込んでいこう、
そんな思惑をも感じさせる
リリースでした

 

その同時に発売されたシングル
「なぜに君は帰らない」「You Are Free」
c/wも含めた全6曲の中で
(カラオケバージョンは除く)

 

既発表曲以外の唯一の
オリジナル楽曲が
「Knock」です

 

当時ではまだ珍しかった
ASKA作詞、CHAGE作曲の楽曲は、
この「Knock」以降に
時折見かけることができます

 

「HEART」と共に
シングル化された「NATURAL」
そして、アルバム『CODE NAME.2 SISRER MOON』には
全12曲中3曲が同じクレジットで
制作された楽曲を
収録しています

 

しかも「Knock」は、
CHAGEのコーラスを控え目にして、
ASKAのメインボーカル、コーラスを
存分に楽しむことの出来る

 

ミディアムなテンポで
力強いロックナンバーに
仕上がっています

 

歌詞の内容は
いわゆる“励まし系”ですが
PRIDE」や「can do now」とは
また少し違った雰囲気を
作り出しています

 

「頑張ろう」「元気出そう」
という前向きなことは
一切歌っていません

 

日常の中で上手くいかないことが
続いた時、自分の弱さを痛感して
落ち込むことがある

 

そんな時に様々な捌け口を見つけては
今日までの自分を洗い流し、
明日から心を入れ替えようとする

 

そうした繰り返しを経験して
自分が何を目指しているのか
分からなくなってしまう、
これは誰もが日常の中で
目の当たりにする出来事ではないでしょうか

 

そんな思考を頭の中で
ぐるぐると思い巡らして、
最後には自分が笑うはずだろう、と
根拠のない未来像を描き
再び日常を繰り返していく…

 

これは“励まし系”なのか…?

 

と思うかもしれませんが、
共感を得ることで“誰もが同じ思いをしている”
という意識を持たせ、

 

自分だけが脱落してしまう、
という人ひとりの気持ちを
思い留まらせる効果を
持っている曲なんじゃないか、
と個人的には思っています

 

この歌詞をミドルロックに乗せて
力強く歌うことで、
こんな人生だけどきっと最後には
俺が笑うはずなんだ、と

 

自分の成功を信じて生きていく、
人間の生き様を表現しているとも
思うのです

 


このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録



タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ