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レビュー:いろはにほへと/CHAGE&ASKA

 

【収録作品】

■アルバム
・黄昏の騎士

■映像作品
The 夏祭り 大阪城LIVE

 
 

補足情報

 

●1982/02/14:発売のアルバム『黄昏の騎士』に収録

●作詞:松井五郎、作曲:CHAGE、編曲:後藤真和

 

レビュー

 

作詞家である松井五郎が
CHAGE&ASKAの楽曲に
作詞を提供するようになってから

 

まだ間もない頃のアルバム
『黄昏の騎士』に
「いろはにほへと」は
収録されています

 

彼らに定着した
“演歌フォーク”のイメージに
ピッタリと合った
松井五郎の文学的な詞は、

 

彼らのスタイルを
良くも悪くも固定するには
ふさわしいものだったと
改めて思わされます

 

文学的、と書いたのには
曲名である「いろはにほへと」という
古文を元にしているからですが、

 

歌詞の言葉選びも
「いろはにほへと」
「ちりぬるを」を取り入れて
前後の文脈を同じ雰囲気で
巧みに描いています

 

楽曲はシンコペーションを
取り入れた、
ゆるいテンポながら
メリハリのある演奏で

 

間奏のギターソロも
激しくロックしており
演歌的なメロディに
フォークとロックとを足した、
不思議な感覚を憶える
仕上がりとなっています

 

CHAGEとASKAが
交互にメインボーカルを採る
1982年当時の楽曲では
通例のスタイルで、
その模様は『The 夏祭り 大阪城LIVE』の
ライブ映像でも堪能できます

 

原文のいろは歌には
有力な解釈はあっても
確定には至っておらず、

 

そうした意味合いとは関係なく
この曲では歌詞全体の流れから、
自分の素性を明かした主人公の男性が
一夜を共にしようとした女性に
振られてしまう、
という内容だと考えられます

 

「今夜は、女性の色香を
間近で感じながら
一夜を過ごすという夢が
散ってしまった」

 

サビの一節を
「いろはにほへと」
「ちりぬるを」と表現し、
男女が結ばれなかった
悲哀を描いています

 

日本語の美しさを感じながら
CHAGE&ASKAの曲を
楽しむことの出来る唯一の楽曲、
それがこの
「いろはにほへと」なのです

 


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コメント

  1. shoichi より:

    こんにちは、初めまして☆
    僕もCHAGE&ASKAの大ファンです!
    ちょいちょい、このサイトを楽しく拝見させて頂いてます。

    「いろはにほへと」、イイですよね!カッコイイですよね!大好きな1曲ですよ。
    ところで、僕は今までこの作品の作詞はASKAだと思っていました。
    オリジナルの「黄昏の騎士」は持っておらず、25th記念のアルバムBOX-1を所有しているんですが、その歌詞カードには確かに「飛鳥 涼」でクレジットされてるんです。
    しかし、公式サイトのディスコグラフィでは、「松井五郎」となっています。
    となると、ここはやっぱり松井さんなんでしょうかね?

    • ダイマツ より:

      Shoichiさん、初めまして!
      コメントありがとうございますm(_ _)m

      すでに見て貰ってたんですね、とても嬉しいです

      「いろはにほへと」、初期のCA作品の中でも
      大好きな曲の一つでオススメ楽曲として紹介したのですが、
      Shoiciさんのいうクレジットを僕なりに確認してみました

      オリジナルとなるとLP盤が一番最初のものだと思います
      25th記念のものは、LP盤の収録曲をそのままCDにしたので、
      限りなくオリジナルに近いはずです

      僕が持っている『黄昏の騎士』は、
      1986年に発売されたもので、オリジナル10曲に加え
      ボーナストラック3曲が収録されています

      この歌詞カードを確認したところ、
      「いろはにほへと」の作詞は確かに“飛鳥涼”となっています

      …すみません、現品の記載を確認していませんでした

      しかし現状では、どちらが正しいのか
      判断しかねますので、事実関係が分かり次第
      記事の加筆、修正します

      公式サイトでの記載と、詞の作風から
      松井五郎氏の作詞だと疑わず記事を作成してしまい、
      申し訳ありませんでした


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