冬に置きざり/CHAGE&ASKA(c/w)
【収録作品】
■シングル
・流恋情歌
(c/w:冬に置きざり)
■アルバム
・風舞
補足情報
●1980/02/25:ワーナー・パイオニアよりシングル発売
●A面収録楽曲:流恋情歌
●作詞・作曲:CHAGE、編曲:瀬尾一三
レビュー
デビューシングルのB面「あとまわし」と同様、
『風舞』のボーナス・トラックとして収録された
シングル2作目「流恋情歌」のB面、
「冬に置きざり」です
初期のCHAGEにしては
珍しく作詞までしており、
貴重な一曲として
堪能することができます
この曲は、
夢を叶えるために上京する男性と
その男性と別れ故郷に残る女性との別れを、
主人公である女性の目線から表現した
別れ歌となっています
CHAGE&ASKAがメジャーデビューする前は、
フロントの二人と演奏をするバンドメンバーで
構成された“CHAGE&ASKA”でしたが、
いざデビューする時には
CHAGEとASKAの二人だけしか
メジャーへの切符を手に入れられなかった、
という経験をしています
この曲の内容にある
女性の心境とは違いますが、
こうした大切な人と離れることでしか
夢を実現できない、という現実もある
そんな経験を歌っているようにも思います
演奏はあくまで優しく、
ほのぼのとしたイメージを
持ってしまうのですが、
これは冷たく突き放しているようで
実は上京する男性も
女性と別れるのが辛いこと、
そして別れた後の女性の幸せを願う
最後の優しさを
表現しているのかも知れません
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2012/06/13 | コメント/トラックバック(0) |
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