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誰かさん~CLOSE YOUR EYES~/CHAGE&ASKA

 

【収録作品】

■アルバム
TREE
・Yin & Yang

■映像作品
・CONCERT MOVIE GUYS

 
 
 

補足情報

 

●1991/10/10:発売のアルバム『TREE』に収録

●作詞・作曲:CHAGE、編曲:十川ともじ

●国内通販株式会社 KCカード CMソング

 

レビュー

 

TREE』の4曲目
CAT WALK」から数えて
CHAGEの2曲目の楽曲がこの
「誰かさん~CLOSE YOUR EYES~」
です

 

「CAT WALK」のマニアックな
曲作りをイメージしてしまうと、
2曲目のCHAGE楽曲に
否が応にも警戒心を
持ってしまいますが、安心して下さい

 

ミディアムなテンポで
しっとりと聴かせる、
CHAGEのバラードの中でも
屈指の名曲です

 

ASKAのコーラスは極力抑え気味で
CHAGE特有の澄んだ声を
存分に堪能できる仕上がりで、
メジャースケールな楽曲でありながら
どこか悲しげな雰囲気を
作り出しています

 

歌詞は、恋人同士だった二人の
清々しい(?)別れを、
男性の目線で書いたものです

 

清々しい、と書きましたが、
男性はまだ女性のことが
好きであることを
ストレートに表現しています

 

「CLOSE YOUR EYES もう一度 口づけを」
「I LOVE YOU 心から そう思う」
というサビの歌詞で、気持ちがあることを
アピールしているように見えます

 

対する女性は、
「泣き出しそうな顔をして とまどう誰かさん」
「涙がこぼれないように 空を見上げる誰かさん」
と男性からのアピールを
スルーしています

 

恐らく男性は女性が
こうした反応をすることを分かっていて、
わざと“口づけ”を求めたり
“I LOVE YOU”と
言っているのかも知れません

 

そのことを象徴するように、
歌詞に何度も出てくる“誰かさん”
当然、男性から見た
女性のことを表現しています

 

CHAGE曰く、
「キミでもなく、アナタでもなく、
あのコでもなく、“誰かさん”って
言葉にして、詞のイメージを
大きく拡げていきました」

 

とあるように、“キミ”でも“アナタ”でも
ないということは、
主人公の男性にとって
近しい存在ではなくなった“キミ”
もしくは“アナタ”という存在を、

 

“誰かさん”と呼ばざるを得ない
間柄になってしまった、
と想像できます

 

歌詞の冒頭からすでに“誰かさん”と
表現されているので、
二人の男女はすでに
別れてしまっている状態から、
歌は始まっています

 

別れた女性のことを
未だ好きでいる男性は、
なぜ真夜中過ぎに彼女を
呼び出したのか

 

自分の気持ちと、相手の気持ちを
最後にもう一度だけ
確認したかったのでしょうか

 

ダメ元で“口づけ”や“I LOVE YOU”の
アプローチをしたけれど、
やっぱり彼女の気持ちは
男性から離れてしまっていました

 

再びよりを戻すことはないだろう、
と気持ちにけじめを付けた男性が
最後に一言、

 

「どうぞ…ありがとう」

 

この一言がとても悲しいけど、
僕にはとても清々しい
一言のように感じました

 


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コメント

  1. saki より:

    「誰かさん」は、アルバム「黄昏の騎士」に収録されている
    「月が海にとける夜」の後日談であることをchageさん自身が
    ラジオか何かで言っているのを覚えています。

    「月が海にとける夜」の歌詞の最後に

     ふたりのめぐりあいを信じたい
     それは少しも不思議なことじゃない

    と、あるように「誰かさん」は、この時別れてしまった二人が
    遠回りをしたけれども、よりを戻すハッピーエンドな曲だと思います。

    歌詞を見比べると結構シンクロしてます。

    最後の「どうぞ…ありがとう」は、
    うれしくて泣き出しそうな彼女にやさしくハンカチを差し出すシーンが
    目に浮かびます。

    ちなみに〝キミ”でも〝アナタ”でもないのはchageさん特有の照れ隠し
    だと思っています。

    • ダイマツ より:

      sakiさん>

      初めまして、コメントありがとうございます

      なるほど!
      「月が海にとける夜」の後日談ですか
      本人が言っていたのなら間違いないですね

      僕は何をどうして勘違いしたのか
      別れた二人が久しぶりに再会して
      よりを戻そうとして結局ダメだった
      という歌だと思ってました

      歌詞の理解については
      作り手が持っている絶対的な答えが
      必ずしも聴き手にはそうではない

      自由な解釈で
      音楽は楽しむものだと
      個人的には思っているのですが

      最後の「どうぞ…ありがとう」は
      イマイチしっくりこなかったんですよねぇ
      僕の解釈では(笑)

      sakiさんのコメントを読んで
      初めてしっくりきたー!と感じました

      ありがとうございます
      これで今夜もぐっすり眠れます(笑)


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