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安息の日々/CHAGE&ASKA

 

【収録作品】

■アルバム
・黄昏の騎士
・LIVE IN YOYOGI STADIUM
・CHAGE&ASKA VERY BEST
 ROLL OVER 20TH

■映像作品
20th Anniversary Premium Live
CHAGE and ASKA
 25th Anniversary Special
 チャゲ&飛鳥 熱風コンサート

 
 

補足情報

 

●1982/02/14:発売のアルバム『黄昏の騎士』に収録

●作詞・作曲:ASKA、編曲:瀬尾一三

 

レビュー

 

CHAGE&ASKAファンとして、
沢山の楽曲を聴き続けてきた中には
良い曲とそれほどでもない曲、
というのが人それぞれ
存在することと思います

 

好きであるなら全部好きであれ、
というつもりはありません
好きだからこそ、それほどでもない曲の
存在をないがしろにはできないのです

 

この「安息の日々」という曲は、
アルバム『黄昏の騎士』を入手して
聴いていた当時には、
それほど注目していませんでした

 

しかし、
熟成させたワインの味を堪能するように
音楽も時間を置いて聴いてみると
以前聴いた時には感じなかった良さを
ふと感じ取ったりすることがあります

 

「安息の日々」はまさにそれで、
ふと聴いた時に良さを噛み締めることが
できた一曲なのです

 

静かで柔らかいピアノ伴奏と共に
歌い上げるASKAの声は、
伸び伸びとしていてホッと一息ついて
休んでいるような気持ちになります
「安息の日々」と名付けるには
ピッタリのアレンジです

 

2コーラスからはリズム隊が加わり、
「安息の日々」というものが
安息であることの喜びであると同時に
その安息によって自分が本当に
生きているのだろうか、という疑問を
抱くようなイメージを持つことができます

 

実際、歌詞中では
ただ時間が流れていき、
安息の日々を過ごしていることが
自分は何を感じて生きていけば良いのか、
という疑問を抱いてしまう気持ちを
描いています

 

この曲を、
20周年のベスト盤や
20周年のプレミアムライブ、
25周年の『熱風コンサート』で
歌うことは、CHAGE&ASKAとして
それなりに意味があったんだと
思われます

 

20周年を迎えた彼らは、
いよいよ活動も後期になり
この愛のために」のレビューにもあるように
“大事なものが変わってきた”
時期なのです

 

彼らは、長い活動を経て
安息を求めながらも
“この目を開けて歩けるような勇気”
を持って、次なるステージ(ソロ活動)へと
歩いていったのではないでしょうか

 

「安息の日々」の間奏における演奏は、
ストリングスアンサンブルとエレキギターとが
交互にそれぞれのサウンドを活かした
フレーズを聴かせてくれます

 

安らかで気持ちの良いストリングス、
静かながら何処かに熱を帯びたエレキギター、
安息の日々と戦いの日々、
自分たちはどちらの道を選べばよいのか

 

そして、CHAGE&ASKAは
再び戦いの日々へと歩いていく
そんな決意表明のようにも聴こえます

 

安息の日々という
何気ない平穏な毎日を過ごすことを
テーマにしたこの曲は、
一見するととても小さなことで
取るに足らないことを歌っている、
と思われるかもしれません

 

しかし、その反面
何もない平和な毎日が
本当に人間として生きていることを
示しているのだろうか、という
僕たちの生きる意味を問う
大きなテーマを取り扱っているのです

 

そのように捉えるだけでも、
CHAGE&ASKAの音楽が
娯楽だけではないものだと感じられ、
そこに惹かれてしまうのです

 


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