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レビュー:21世紀/CHAGE&ASKA

 

【収録作品】

■アルバム
・CHAGE&ASKA IV -21世紀-

■映像作品
The夏祭り 大阪城LIVE
・GOOD TIMES 代々木LIVE
CHAGE and ASKA
 25th Anniversary Special
 チャゲ&飛鳥 熱風コンサート

CHAGE and ASKA CONCERT TOUR
 2004 two-five

 
 

補足情報

 

●1983/06/29:発売のアルバム『CHAGE&ASKA IV -21世紀-』に収録

●作詞・作曲;ASKA、編曲;笛吹利明、コーラス編曲:山田秀俊

 

レビュー

 

初期のCHAGE&ASKAの楽曲には、
“叙情的”と表現するにふさわしい、
物悲しい、切ないものが
多く存在します

 
風舞」「冬の夜
「悲炎」「」「琥珀色の情景」
などが、その代表例と
言えるでしょう

 

さらに一曲、
代表的な叙情的ナンバーを
加えるとするなら、この「21世紀」は
外すことのできない楽曲です

 

普段から派手で明るいポップや
激しいロック系の曲を好む僕ですが、
この曲を初めて聴いた時には
悲しく、そして切なくなる曲であるはずなのに
すぐに好きになったのを
覚えています

 

歌詞に“女神”が登場する
不思議な世界観、
二人の歌がその世界観を
巧みに表現しており、

 

「21世紀に愛の唄はありますか」
と音楽に対して
警鐘を鳴らしているようにも
聞こえます

 

女神は悲しい唄を歌い、
涙を流し、
奏でていた竪琴も
鳴らなくなってしまった

 

そうした女神の仕草を
一部始終見ていた主人公は、
未来の不安を感じ、
鳴らなくなった竪琴に
人の世の心を感じ取ったのです

 

この楽曲を発表した1982年には
既にCHAGE&ASKAは
未来の音楽に大きな不安を
抱えていたのかもしれません

 

それは、自分たちの
音楽に対する構え方であるのか
それとも巷に溢れている
音楽に対してであるのか、
歌詞の中にその答えはありません

 

未来における自分たちの、
あるいはその他流行歌が
21世紀を迎えた時、

 

メッセージ性のない希薄な歌に
なってしまっていないだろうか、
自分たちに問うているようであり、
世間に問うているようでもあります

 

そして、その問いかけに対して
歌詞の最後では
「21世紀の愛を今こそ歌おう」
と、明るい未来を信じ、

 

決意も新たに意味のある
音楽を作っていこう、
そんな彼らからのメッセージとして
この「21世紀」を
聴くこともできるのです

 

このように解釈してみると、
CHAGE&ASKAの音楽に対する
熱い気持ちは本物であり、
ミュージシャンという“職人”として
尊敬せずにはいられないのです

 


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