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レビュー:指環が泣いた/CHAGE&ASKA(シングル)

 

【収録作品】

■シングル
・指環が泣いた
 (c/w:やさしさの向こう側)

アルバム
・Mr.ASIA
SUPER BEST II

■映像作品
・WE SHALL RETURN!
 君だけのチャゲ&飛鳥 PART2
・HISTORY II ~PRIDE~

 
 

補足情報

 

●1986/11/21:ポニーキャニオンよりシングル発売

●c/w収録楽曲:やさしさの向こう側

●1987/05/21:発売のアルバム『Mr.ASIA』に収録

●作詞・作曲:ASKA、編曲:佐藤準

 

レビュー

 

ベストアルバム『SUPER BEST II』を
聴き始めると、
唐突に格好良い楽曲に遭遇するんですよ
その曲が「指環が泣いた」なんですね

 

1曲目の「モーニングムーン」は
ファンでない人でも
聴けばどこかで耳にしたことがあるくらい
有名な曲なので、

 

確かに格好良い曲ではありますが
聴いたことがある、というだけで
インパクトがあるわけではありません

 

続く「黄昏を待たずに」は
80年代を象徴したキラキラポップスで、
格好良いタイプの楽曲ではありません

 

3曲目の「Count Down」は
ある意味で格好良いのですが、
CHAGE作曲という“枷”があり
(CHAGE派にとっては良い意味で)

 

ASKA楽曲を求めるファンには
その方向性の違いに
のめり込むほどではないかも知れません

 

こうした3曲を耳にした状態で
次の「指環が泣いた」を聴いてご覧なさい!
はっきり言って度肝を抜かれます

 

かつてフジテレビで2回だけオンエアされた
『世界紅白歌合戦』に、
CHAGE&ASKAはこの曲で出場しました

 

彼らの歌う「指環が泣いた」を聴いた
海外ミュージシャンの一つだったa-haは、
とても興味津々だったようです

 

シンプルながら迫力のあるドラムと
ギター、シンセサウンドが見事に絡み合い
そこにASKAの歌声とCHAGEのコーラスが乗ることで

 

「モーニングムーン」で
新境地を開いた彼らの楽曲が
さらに一つ飛躍したような、
そんな印象を持つことができます

 

そして、この曲の面白さが
さらに感じられるのは
イヤホンかヘッドホンで聴くことにあります

 

その面白さを最大限感じるのは
イントロの数秒間だけなんですが、
スピーカーで聴くよりも
ちょっとビックリする仕様になっていることが
分かります

 

イントロの「テレテレ テレテレ テレテレ テレテレ」と
同じ音を8回繰り返すフレーズ、
スピーカーで聴いても分かる音の違いは
実は右と左で交互に音が出ています

 

スピーカーで聴いていると
何となく分かっていても
「左右から交互に聴こえてくるなぁ」
くらいのモンヤリした感覚しか得られません

 

しかし、これをヘッドホンなりで
直接耳にするとあら不思議!
右、左、右、左、右、左、右、左と
めまぐるしく切り替わる音の世界に
分かっていてもビックリしてしまいます

 

これは、音の定位を決める
パンニングという技術を使って
左右に音を振り分けています

 

この曲では短い時間で
めまぐるしく音の振り分けをしていますが、
極端な例でいうとビートルズの曲には
片方ではドラムの音だけが聴こえ、
その他の音をもう一方のスピーカーから出す
そんなパンニングもあります

 

こうした音へのこだわりを
肌で感じることのできるこの曲が、
ただ格好良いだけじゃないということが
たった数秒間で分かってしまうというのも
魅力的ですね

 


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コメント

  1. みずき より:

    こんばんは!
    何だか最近書き込みばかりして、すいません(笑)
    ツレの帰りが遅く、火魔…じゃなくて(笑)暇なんで( *´艸`)

    「指輪が泣いた」きましたねぇ~
    初めて聞いたアルバムは「SUPER BESTⅡ」です。
    このジャケ写好きでした。
    あのイントロ、パンニングって言うんですね!!
    私もイヤホンした時びっくりして、一回外しましたから(笑)

    CHAGEさんの♪赤くぅ~ただぁ~ 赤くぅ~♪が絶妙で
    一緒に歌ってしまいます。
    「赤い石」は、ルビー?の事なんでしょうか?
    誕生石だとすると、私と同じ7月生まれの女性なんだぁ~
    なんて、当時想像してましたね。

    強く引っ張らないと抜けない指輪という事は
    何年も付き合っていたんでしょうね。
    それなのに、恋の終わり方が手短って…
    しかも、嘘までつかれてたら
    傷の一つくらい付けたくなりますね(笑)

    • ダイマツ より:

      みずきさん>

      こんばんは、コメントありがとうございます!

      イントロのあの左右を完全に
      振り分けた音の出し方は、
      初めて聴くと間違いなくビックリしますよね^^

      そりゃあa-haも興味津々だと
      思いましたもん(笑)

      CHAGEの歌う「赤く~」の部分は
      指輪の赤い宝石と
      赤く付いた傷跡とが掛かっていて
      作詞家冥利に尽きる表現ですよねぇ

      強調が激しいところも
      別れ際の悲しい恋の終わりを
      当事者の感情として表現しているようにも
      思いますね


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