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ひとり咲き/CHAGE&ASKA(シングル)

 

【収録作品】

■シングル
・ひとり咲き
 (c/w:あとまわし)

■アルバム
風舞
・ライブ・イン田園コロシアム
 ~The 夏祭り’81
・LIVE IN YOYOGI STADIUM
・Standing Ovation
・SUPER BEST
・CHAGE&ASKA VERY BEST
 ROLL OVER 20TH

■映像作品
The 夏祭り 大阪城LIVE
・WE SHALL RETURN!
 ~君だけのチャゲ&飛鳥 PART II~
・HISTORY I~10years after~
・千年夜一夜ライブ
 ~福岡ドーム僕らがホーム
・CHAGE and ASKA CONCERT TOUR
 02-03 THE LIVE
CHAGE and ASKA
 25th Anniversary Special
 チャゲ&飛鳥 熱風コンサート

 
 

補足情報

 

●1979/08/25:ワーナー・パイオニアよりシングル発売(デビュー)

●c/w収録楽曲:あとまわし

●作詞・作曲:ASKA、編曲:瀬尾一三

 

レビュー

 

CHAGE&ASKAをよく知らない人も、
どこかで耳にしたことがあるくらい、
彼らの代表曲として
存在感を放っている一つが、
この「ひとり咲き」です

 

この曲でデビューした彼らは、
オリコンで31週に渡りランクインをし続け、
新人でありながら大きくヒットし、

 

シングル3作目の「万里の河」での
ブレイクに繋がる布石を打ったと
言っても良いでしょう

 

イントロから突如鳴り響く
“泣き”のギターは、
アルバム『風舞』の
テーマでもある“別れの追想”を
象徴しているのではないでしょうか

 

追想」「私の愛した人」でも
演奏されるエレキギターの泣き声は、
暗い雰囲気を漂わせるアルバムの中でも、
感情を昂ぶらせて泣き叫んでいる様を
表現しているように思います

 

悲しいと思う気持ちには
叫ぶように昂ぶることもあれば、
静かに落ち込み
沈んでいくこともあるように、

 

そのどちらの気持ちも
『風舞』の各曲に散りばめて、
全体のバランスを上手く
保たせているように感じるのです

 

「ひとり咲き」は別れ歌であり、
しかし暗く落ち込むタイプの楽曲ではなく、
別れてしまった大きな悲しみの中、
泣き叫んでいる主人公の
女性の心情を歌ったものと思われます

 

アルバムにおいて、
昂ぶる感情を表現した曲の中でも、
最大レベルの昂ぶりでは
ないでしょうか

 

ASKAの歌う、
「あんたの心にしがみついたままの」
「あたいはあんたに夢中だった」
「大きな夢を咲かせすぎた」や、

 

サビの最後の一行である
「ひとり咲き」での声の力強さが、
悲しみ帯びる歌詞という
フィルターを通すことで
泣き叫んでいる女性を
想像することができます

 

また、その一方で流麗に響き渡る
ストリングスのメロディーラインが
深い悲しみを表現しており、

 

“泣き”のギターとASKAの力強い
歌声から感じる“悲しみの昂ぶり”と
ストリングスの“静かで深い悲しみ”とが
混ざり合って、何とも言えない
悲壮感を漂わせています

 

デビュー曲において、
こんなにも複雑に悲しい気持ちを
表現できるなんて、
他の誰ができるでしょうか

 

そして、CHAGEのコーラスが
極端に少ないのもこの曲の
特徴の一つです

 

個人的には物足りないな、
と思うところもありますが、
このコーラスの少なさが
より一層のコーラスの良さを
際立たせているとも
言い換えることができます

 

CHAGE&ASKAのコーラスワークというのは
特異であり、コーラスパートの
メロディーラインは単純に主旋律から
3度上げたものである、
といったことは皆無です

 

それゆえ、「ひとり咲き」のコーラスは
一言二言程度の働きしか
していないにも関わらず、

 

その部分的なコーラスにインパクトがあり、
CHAGEの存在自体を
浮かび上がらせているのです

 

デビュー曲「ひとり咲き」から始まった
CHAGE&ASKAの活動は、
スタートの時点ですでに完成された
彼らのスタイルなのかも知れません

 


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