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追想/CHAGE&ASKA

 

【収録作品】

■アルバム
風舞

■映像作品
・CHAGE and ASKA COUNTDOWN LIVE
 03>>04 in SAPPORO DOME

 
 
 

補足情報

 

●1980/04/25:発売のアルバム『風舞』に収録

●作曲・編曲:瀬尾一三

 

レビュー

 

追想とは、過去を思い出して
偲ぶことを意味します
風舞』というアルバムは、

 

1曲目のこの「追想」から
最後の「~追想の主題」
(ボーナス・トラックを除く)までを
一括りにした、“過去を思い出して
偲ぶ”ことをテーマにしたものです

 

「追想~追想の主題」に
挟まれた楽曲を聴き、
リスナーはそれぞれに過去を
思い出して偲ぶことができます

 

この「追想」という曲は、
過去を思い出して偲ぶ際の
序章としての意味合いが
強い曲のように感じます

 

そのため歌詞はなく、
インストゥルメンタルとして
アルバムの幕を開けてくれるのです

 

メインとなるメロディラインを
奏でるのはエレキギターの
哀愁漂う旋律で、

 

いわゆる“泣き”のギターで
リスナーを悲しみ偲ばせる準備を、
心をそうするように
導いてくれているように聴こえます

 

そして、ギターサウンドが終わる頃に、
遠くからフォークギターの
ストロークが静かに響き、
2曲目の「私が愛した人」へと
繋がっていく作りになっています

 

2曲目からようやく、
ASKAの声を聴くことができるのです
このアルバム構成、
とてもデビューしたばかりの
ミュージシャンが作るものとは思えません

 

彼らはデビュー前に、
ポピュラーソング・コンテスト
(ポプコン)のつま恋本選会で
流恋情歌」「ひとり咲き」で入賞し、
デビューを果たしました

 

その2曲のシングルを発表して、
デビューアルバムである
『風舞』をリリースしました

 

これから売り出していこうという
新人のデビューアルバムで、
ファンを獲得していこうと考えるならば、

 

1曲目にはシングル曲とは
いわないまでも、
リスナーの心を鷲掴みするような
歌を配置しても良いと思います

 

しかし、そうした勢いも持たずに
ゆったりとギターの泣く声を
冒頭に収録し、
ようやく始まった歌が
ものすごく静かで、悲しげで、暗い

 

そう考えた時、
インストゥルメンタルである
「追想」をCHAGE&ASKAの
最初の一曲であることの冒険的采配、
挑戦的な体勢がひしひしと
伝わってきます

 

本当に面白いなぁ、と感じます
他の誰もがやらないことを、まずやってみる
そういう姿勢を垣間見ることの
できる一曲でもある、
と個人的には感じるのです

 


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