「can do now」のサビ前のコーラス
この記事は、以前書いた
「まだまだあったCAの七不思議(楽曲編)」で紹介した、
「can do now」という曲の
サビ直前に歌われるコーラスが
何を歌っているのか分からない、
この解決編です
この解決には100%の
独自解釈が施されており、
信憑性のほどはお読み頂いた
読者さんにお任せします(笑)
それでは、一体この問題のコーラスは
何と歌っていたのでしょうか?
続きをどうぞ!
どん底まで堕ちた主人公が必死に這い上がる歌
見出しはイメージとなりますが、
僕が「can do now」という曲に
描いたイメージです
歌詞の意味は…となると
ASKA節がここぞとばかりに反映された
難解な表現により構成され、
考えれば考えるほど
この詞の意味を考えた人それぞれの
答えが出てきそうな面白い歌詞なのです
それを力強いロックと歌声で
聴かせてくれるのを目の当たりにすると、
男の持つ泥臭さや男臭さを感じることが出来る
とてもカッコイイ楽曲です
もうこれ以上~ない
さて、問題のサビ直前のコーラスを
読み解く前に、
Bメロの歌詞に注目してみましょう
CHAGE&ASKA/can do now(歌詞) -J-Lyric.netより-
1番、2番ともに
同じような表現が使われている部分が
あることが分かります
見出しにも書いたように、
「これ以上~ない」という
共通した表現が1番と2番のBメロの歌詞に
使われていますよね
そして、問題のコーラスは
サビの歌い出し「祈りのように~」の
直前に入ります
これも1番、2番ともに
同じことを歌っています
さて、ここまで書いて気になるのは
Bメロの「これ以上~ない」という表現、
これは問題のコーラスの直前で
歌われています
このコーラスが何を歌っているのか
分からない、とコメントを下さった
読者さんは(アレハ〜アニモ〜と聞こえる)
とのこと(笑)
一体、何のことやら分かりません
しかし「英語のようなワンフレーズ」とも
書いてくれてました
これは大きなヒントだ!
と僕は思いました
読者さんの言葉を借りると「アニモ~」と
聞こえる部分、
僕はこれを「anymore」ではないか?
と予想しました
そして、この単語の意味を調べてみると
「もう~ではない」
Bメロに出てきた「もうこれ以上~ない」
という表現と比べてみても
あまりにも近い!
これはほぼ「anymore」で
間違いないのでは?
では、残る「アレハ~」とは
一体何と歌っているのやら?
「アニモ~」が「anymore」ならば
「アレハ~」も英語であるはずです
僕はさらに「anymore」を使った
「もうこれ以上~ない」という意味の
英文を調べてみました
そして、同じような意味を持つ
「もうこれ以上は無理です」という一文の
英訳である
“I can’t add on anymore”
に辿り着きました
I can’t add on anymore
【1番】
こんなにも病める心で
もうこれ以上崩れたくない
-(I can’t)add on anymore-
(これ以上は無理だ)【2番】
嘘をつくときの懸命さで
もうこれ以上凍えたくない
-(I can’t)add on anymore-
(これ以上は無理だ)
このように元の歌詞に付け加えてみると
なんとまあすんなり意味の通ること!
あまりに違和感がなさすぎて
個人的には大正解なんじゃないかと
思っているほどです
…とはいえ、ほとんど独自で考えたため
本当はもっと違うことを歌っているのかも
知れません
もっと全然違って
こんな風に聞こえるよ!
という方がいたら、
ぜひとも違った意見をお聞かせ下さい!
新説「I don’t want anymore」(2013/03/10追記)
読者さんのコメントにより
新しい説が浮上して参りました
これまでの僕の「I can’t add on anymore」よりも
表現も表記もしっくりくる
「I don’t want anymore」
正確には「I don’t want to ~ anymore」で
“もうこれ以上~したくない”
という意味になるようです
そして、問題の箇所に当てはめてみると
1番の「もうこれ以上崩れたくない」
2番の「もうこれ以上凍えたくない」
に呼応するように、「to ~」を略すことで
英語で繰り返したような形になるのかな、と
思いました
自分のコメントから抜粋してきました(笑)
この英文を調べるうちに
これほど完璧な解釈はないだろう、
そう感じました
しかし、解釈に正解はありません
読み解く側の都合でいくつもの答えは
用意されているのです
いやいや、もっとしっくりくる答えがある、
もっと面白い見方があるぜ!という方がいたら
ぜひその意見もお聞かせ下さい!
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2013/01/03 | コメント/トラックバック(8) |
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コメント
意味は大体同じなのですが、
I don’t want anymore.
と思ってました…
通りすがりですさん>
コメントありがとうございます!
なるほど「I don’t want anymore」ですか
この英文をちょっと調べてみたのですが
正確には「I don’t want to ~ anymore」で
“もうこれ以上~したくない”
という意味になるようです
そして、問題の箇所に当てはめてみると
1番の「もうこれ以上崩れたくない」
2番の「もうこれ以上凍えたくない」
に呼応するように、「to ~」を略すことで
英語で繰り返したような形になるのかな、と
思いました
むむ、こちらの方が僕の解釈よりしっくりきますね!
後ほど記事の方に加筆しておきます!
はじめまして。
私も「I don’t want anymore」ではないかと思います。
アルバム「code name1 brother sun」の
バンドスコアに書いてあったように記憶しています。
その部分は、チャゲ以外にも複数のコーラスになっているので、そのほうがしっくりくるようにも思います。
ASURAさん>
はじめまして、コメントありがとうございます!
やはり「I don’t want anymore」ですか!
貴重な情報ありがとうございます
しかもバンドスコアからの情報ということで、
有力な説ですね
以前返したコメントにも書きましたが
こちらの英語の方がしっくりくるのには同感です
改めて、記事の方へ
この説を加筆したいと思います
ありがとうございました!
こんばんは!
私は英語がまるでダメなので「何か言ってるな」くらいの認識でした(笑)
ダイマツさんやコメしている方々は、ファンの鏡ですね(*´ω`*)
この曲は男っぽくて、私も好きな曲です。
♪心がとても感じやすくなってる♪
てのが…好きなフレーズです。
みずきさん>
こんばんは、コメントありがとうございます!
ああいった“何を歌ってるのか分からない部分”って
まず日本語なの?英語なの?という壁が
立ちはだかりますからね
何となく英語かな?と思うこともあれば
やっぱり日本語かな?と感じることもあります
例えば「HEART」のサビ直前の
CHAGEのコーラスは
多分“never ever”'(決して~ない、の意)と
歌ってますが、
僕の空耳では「芽生えが」と聴こえていて、
しばらく意味も通らずに
「めーばーえーがー」と歌ってました(笑)
この曲はかなり男臭い一曲ですよね
ライブで歌う時は
CD音源よりもさらに男臭く、
フォーク色が濃くなるので大好きなんですよ^^
こんにちは。このサイト面白いですね。読み込んでしまいましたよ。
さてさて、can do now のコーラス部ですが、皆さんの言われてるとおり
I don’t want anymoreなのですが、これは100点ではありません。
コメントでも触れられていますが、この英文自体が正しくなく、正確には I don’t want to anymoreとなります。
want to という語句はよくつかわれるからなのか実は口語的な省略型がありまして
wanna
という単語一つで置き換えられます。
つまり……
I don’t wanna anymore
(アドワナエニモー)
と、歌っているんです!
これは僕の推測だけではなく、実際に市販されているcode name1の楽譜にも記載されています。恐らく間違いないかと!
もしかしたら管理人さんはもうここを見てないかもしれませんが、いつか覗きに来るんじゃないかと思い、コメントしました。
それでは!
みっちさん>
初めまして、コメントありがとうございます!
いつか覗きに…来ました!
みっちさんのコメントからまだ1年以内です!(笑)
面白くてついつい読み込んでしまうブログとは
何を隠そう僕のブログです
読み込んでしまったということで
管理人としては非常に嬉しく思います
ありがとうございます!
さて
「can do now」のサビ直前のコーラス
についてのコメントですね
なぜ僕は
みっちさんのコメントを読むよりも前に
“wanna”の存在に気付かなかったのか
不思議で仕方ありません
そう!
僕は「want to」が「wanna」と
省略される形を持っていることを
知っていたんです!
コメントで「want to」と書いておいて
「wanna」に辿り着かなかった
自分が非常に情けない!
いやしかし
みっちさんのおかげで
もうこれが間違いなく100%の答え
だと確信いたしました
もちろんこのことが
みっちさんの推測であったとしても
間違いなくこれが正しい回答です
あ、ちなみに豆知識として
念頭に置いて欲しいのですが
市販の楽譜やバンドスコアは
公式の発表によるものではなく
あくまで出版社側が
楽曲を聴いた上で判断し記載したもの
であるため
楽譜自体が100%正解である
ということではないらしいです
僕も人伝に聞いたことなので
本当のところは分かりませんけど
聴き取りにくく歌詞にも載っていない
コーラスの考察が
こんなにも面白いとは
思ってもみませんでした(笑)